1000年以上の歴史を誇る天神祭は、約130万人が集まる関西の主要なイベントとして、東京の「神田祭」と京都の「祇園祭」と共に、日本の三大祭りとして知られています。
そして、2023年は4年ぶりに再開された天神祭花火大会!
この花火大会は例年6月下旬から始まる天神祭の期間の最終日の7月25日‥大川(旧淀川)では多数の船が行き来する船渡御(ふなとぎょ)が実施された後、祭りの締めくくりとして花火が打ち上げられます!
地元文化の一環として長年にわたり続けられてきた花火を、その場の空気感と雰囲気を存分に感じながら楽しむことができるのも人気の1つになっています。
今年の花火の数や開始時間、観覧場所、チケットの取得方法や穴場観覧スポットについて‥一緒に見ていきましょう♪
2024天神祭花火の概要
日程は?時間は?2024天神祭花火の詳細は?
2024年詳細が更に明らかになり次第、情報を更新していく予定です!
開催期間 | 2024年7月25日 (木) ※荒天中止、延期はなし |
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開催時間 | 19:30~20:50 |
開催地 | 川崎公園大川一帯(大阪市北区天満1丁目) 桜宮公園一帯 |
花火の種類 (最大号数) | 紅梅 (2.5号玉) |
昨年の来場者数 | 例年130万人 |
花火会場入場料金 | 無料 |
有料観覧席 | あり/天神祭/大阪天満宮公式サイト要確認 |
交通規制 | あり/13:00~23:00頃 ※川崎橋への進入は禁止、土佐堀通りと国道1号線には交通規制 当日は陸渡御が実施されるため、周辺道路は通行禁止に |
アクセス | 公共交通:京阪天満橋駅→徒歩5分 またはJR大阪城北詰駅→徒歩5分 |
駐車場 | なし |
問い合わせTEL | 06-6353-0025 (大阪天満宮) |
天神祭の期間は、6月下旬の吉日から7月25日までの約1ヶ月間開催されますが、6月下旬の開始日は毎年固定ではありません。
花火の打ち上げは、慣例に従い、19:30から21:00までの時間で計画されています。
雨天決行ですが、荒天の場合は中止で順延なし。
通常、開場は17:30で、船渡御(ふなとぎょ)は18:00から始まる見込みです。
船渡御は、大川を約100隻の船団が航行することを指します。
また、2024年の天神祭花火は、従来通りであれば、約5000発の花火が打ち上げられる予定です!
天神祭奉納花火2024の打ち上げ場所
天神祭の奉納花火の打ち上げ場所は、川崎公園と桜之宮公園の2か所です!
大川を挟んで、2か所で打ち上げられているから迫力あるんだね!
2024天神祭花火/観覧場所について
2023年には、有料の特別観覧席が2カ所から4カ所へと拡張され、天神祭の主要なイベントである「船渡御(ふなとぎょ)」と「奉納花火」を観ることが可能となりました。
各観覧場所のアクセス方法とその特徴を以下に記述します!
造幣局対岸上流会場 | JR東西線 大阪城北詰駅下車 | 奉納花火の鑑賞に加えて、船渡御に参加する約100隻の船団を川岸近くで直接見ることが可能 また、天満天神御伽衆(おとぎしゅう)による船渡御の解説が行われる |
桜之宮会場 | JR大阪環状線 桜ノ宮駅下車 | 桜の名勝地である「毛馬桜之宮公園」の浮島を利用した川沿いのスペースは、打ち上げエリアのすぐ隣に位置しており、奉納花火を間近で体感できる場所 ※ただし、座席によっては花火の視界が遮られる場合あり |
天満橋会場 | 地下鉄谷町線 京阪電車 天満橋駅下車 | 奉納花火と共に、川沿いから約100隻の船渡御の船団を間近で観覧可能 天満天神御伽衆(おとぎしゅう)が船渡御の解説を提供 ※ただし、立ち見エリアの一部では、高層ビルに視界が遮られて花火が見づらい場所があることに注意が必要 |
大阪ふれあいの水辺会場 | JR大阪環状線 桜ノ宮駅下車 | 「大阪ふれあいの水辺」は、桜之宮公園の旧貯木場跡地に整備された砂浜エリア 奉納花火の打ち上げエリアの隣にあり、花火を間近で楽しむことが可能 ※ただし、この会場からは船渡御を観覧は不可 |
2024天神祭花火/チケット予約について
2023年、天神祭の花火大会の観覧券は5月31日(水)にJTBで販売開始され、ローソン、ミニストップ、セブンイレブン、ファミリーマート及びチケットぴあでも購入可能でした。
2024年のチケット販売に関する情報は確定次第更新する予定です。
2023年の販売情報を税込価格で載せてみますので、参照してください!
18:00〜21:00(17:30開場) ソフトドリンク・天神祭ガイドブック付 | 造幣局対岸上流会場SS席(弁当付)/30,000円 S席/21,000円 S席(弁当付)/23,000円 | SS席/28,000円
18:00〜21:00(17:30開場) ソフトドリンク・天神祭ガイドブック付 | 桜之宮会場テーブル指定席(弁当1個付)/51,000円 テーブル指定席(弁当2個付)/53,000円 テーブル指定席(弁当3個付)/55,000円 指定席/16,000円 指定席(弁当付)/18,000円 | テーブル指定席/49,000円
18:00〜21:00(17:30開場) 指定席のみ/ソフトドリンク・天神祭ガイドブック付 | 天満橋会場指定席(弁当付)/14,000円 立見エリア入場券/3,000円 | 指定席/12,000円
18:00〜21:00 (17:30開場) ソフトドリンク・天神祭ガイドブック・ レジャーシート付 | 大阪ふれあいの水辺会場砂浜自由席/6,000円 | テーブル指定席/32,000円
2024天神祭花火/穴場スポットについて
天神祭の花火鑑賞は料金不要ですが、毎年約130万人が訪れ、特に良い観覧ポイントは非常に混雑します。
桜之宮公園の北側、特に桜宮橋付近は人気が高く、16:00頃から人が集まるとの評判があります。
無料で楽しめる迫力ある観覧エリアと、会場からは少し離れているが落ち着いて鑑賞できる隠れたスポットを調査してみました。
打ち上げエリア近くで美しく見える無料観覧地として知られている場所があります。
- 毛馬桜之宮公園エリア
(広大な公園内には多くの露店が立ち並び、どこからでも花火を見ることができる人気エリアです。) - 源八橋の東側
(打ち上げ場所に近いため人気があり、船渡御を見ることができますが、交通制限が敷かれており、座るスペースは限られています。) - 大阪アメニティパーク(OAP)の川沿い広場
(花火が正面に見えるため迫力がありますが、仕掛け花火は見えづらいです。場所取りと芝生への立ち入りは禁止されているため、早めに行くことをお勧めします。) - OAPレジデンスタワー東側の公園
(迫力ある観覧スポットで、階段状の広場に座って花火を楽しむことができますが、早い時間から人が集まります。)
↑↑ 意外と穴場があるんですね!
花火の圧倒的な迫力は少ないものの、見晴らしの良さで知られる隠れた観覧地を探索しました。
- 源八橋の西側
このエリアからは対岸の打ち上げ花火をクリアに望むことができ、多くの屋台が出ているため祭り気分を存分に味わえる
【アクセス】JR環状線「桜ノ宮」駅または「天満」駅からアクセス可能 - 藤田邸跡公園
桜之宮公園内にある藤田邸跡公園は、大川の東岸に位置しており、比較的人出が少ないため、花火を鑑賞するのに適した穴場
【アクセス】JR東西線「大阪城北詰」駅からすぐ - 都島橋周辺
川崎橋や都島橋周辺は、視界を妨げるものが少なく、花火と船渡御の両方をじっくり観覧できる点が特徴
【アクセス】地下鉄「都島」駅やJR環状線「桜ノ宮」駅から近い - 川崎橋の東側
打ち上げ場所から離れているため、穴場スポットの1つ
【アクセス】JR東西線「大阪城北詰」駅、京阪電鉄「天満橋」駅、地下鉄「天満橋」駅からアクセス可能 - タワーズホテル 屋上
天神祭特別宿泊プランあり
【アクセス】JR西日本 大阪環状線 桜ノ宮駅から徒歩5分、JR西日本 JR東西線 大阪城北詰駅から徒歩10分
また、このイベントはテレビ大阪で生中継されます♪
\夏の野外は虫よけ対策は必須♪/
2024天神祭花火大会/特別観覧席チケットは?
2024年度の有料席チケットの販売詳細はまだ公開されていません。
2024天神祭花火大会/まとめ
天神祭の花火大会は、毎年約130万人が訪れる関西で最も盛り上がる、疫病を払うための祈りを込めて大阪天満宮で開催される天神祭のフィナーレを飾る奉納花火です!
今回は、2024年の天神祭の花火観覧に向けて、以下の点を詳細に調査してみました。
2024年の天神祭花火大会の詳細な情報はまだ公表されていないため、2023年のデータを基に調査を行いましたが、花火の数は約3000発で、イベントは「船渡御」が18:00に始まり、「奉納花火」は19:30からです。
約100隻の奉納船団が大川を航行する船渡御の終了後、花火大会が奉納花火として開始されます。
有料の観覧スポットとしては、大川の沿岸に「桜之宮」「天満橋」「造幣局」「大阪ふれあいの水辺」の4つの場所が用意されていました。
かなりの混雑が予想されるものの、無料で花火を快適に楽しめる穴場スポットも意外と多いですし、今年も楽しみましょう♪